ニュース 電子 作成日:2011年9月29日_記事番号:T00032841
日亜化学工業が、白色発光ダイオード(LED)の特許を侵害されたとして、LEDパッケージング(封止)最大手の億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)などを訴えた裁判で、エバーライトの白色LEDの取次業務を行っていたチップワンストップ(本社・横浜市、高乗正行社長)と日亜の間で和解が成立したとする日亜側の発表をめぐり、エバーライトは27日、チップワンを通じた形で日亜側とは和解した事実はないと強調した。28日付経済日報が伝えた。
エバーライトは「チップワンストップという会社は聞いたことがなく、顧客ではない。これまで取引関係はない」と説明。その上で、チップワンを通じて日亜側と和解に達した事実はないとして、「引き続き特許の防衛に努めていく」とする立場を表明した。
チップワン経営管理課によると、エバーライトとの間で直接の取引関係はなく、顧客がエバーライトの製品を指定して求めた場合にのみ取り次ぎを行っていた。取扱額はごくわずかだったという。同社は日亜との和解を受けて、エバーライト製品の取り扱いを中止している。
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