ニュース 電子 作成日:2011年9月29日_記事番号:T00032843
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手、南亜科技は28日、150億株を上限として普通株を発行する第三者割当増資を実施することを董事会で決議した。白培霖・同社副総経理は「150億株すべてを発行することはあり得ないが、増資額は100億台湾元(約250億円)以上となる」と語った。年内に作業を終えたい考えだ。観測によると、同社は200億〜300億元の増資を予定しており、すべて台プラグループ主要4社が引き受け先となる見通しだ。29日付工商時報などが報じた。
今回の大規模な増資計画について南亜科は、「財務構造の改善と将来的に20ナノメートルプロセスに移行する際の準備金に充てることが目的」と説明した。しかし業界では、台プラグループがDRAM市場からの撤退を開始しているとの観測を打ち消し、同産業を全力で支えていく姿勢を示す意味合いが強いとの見方が出ている。
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