米保険会社、シグナによる台湾子会社設立が経済部投資審議委員会（投審会）の認可を受けたことで、同グループ傘下、シグナ・ニュージーランドの台湾分社、康健人寿保険は29日、同社が子会社に昇格すると発表した。ただ同計画の確定には今後、行政院金融監督管理委員会（金管会）保険局の審査に合格する必要がある。30日付工商時報が伝えた。
康健人寿は、金融危機以降の台湾経済は欧米に比べ安定していると指摘、さらにシグナはアジア市場の将来性も好感し、台湾拠点の経営規模拡大を決定したという。
朱立明・同社総経理は、新商品の開発は続けるが、今後も電話勧誘販売を主体としていく方針を示した。今年中に高雄で販売員300人規模の電話勧誘販売センターを設立する計画だ。
