ニュース 医薬 作成日:2011年9月30日_記事番号:T00032859
統一集団傘下の原薬メーカー、台湾神隆(サイノファーム)の鄭高輝董事長は、20億台湾元(約50億円)の手持ち資金を活用し、江蘇省常熟市での工場建設に加え、中国で川下製薬会社の買収を計画していることを明らかにした。垂直系列化を図り、統一集団が中国で展開するドラッグストア事業を側面支援する狙いがある。30日付工商時報が伝えた。
同社は台湾での生産ラインがフル稼働状態となっていることを受け、台湾に大型生産ライン2本を増設するのに加え、中国で常熟工場の建設を急いでいる。常熟工場への投資額は4,500万米ドルで、第1期となる研究開発拠点、小規模生産、医薬中間体の生産は今年末にも開始できる見通しだ。第2期は来年の完成を見込む。常熟工場稼働後の中国工場の生産能力は台湾の2.5倍に達する。
同社は29日、台湾証券交易所(台湾証券取引所)に上場した。公募価格(46元)を基準にすると、時価総額は290億元となり、バイオテクノロジー・医療関連銘柄で最高に躍り出た。
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