ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年9月30日_記事番号:T00032861
中国鋼鉄(CSC)100%出資でアルミニウム素材最大手、中鋼鋁業(CSアルミニウム)は、高雄工場で今年7月から94億台湾元(約235億円)を投じて進めている拡張工事について、熱間圧延加熱炉の増設および老朽化設備の更新のため、50億元余りを追加で投資することを決めた。工事は2013年の完成予定。30日付工商時報が伝えた。
魏豊義総経理によると、同社アルミニウム板の今年通年の販売量は12万トンに達する見込みだが、工事完了後の同製品の年産能力は26万5,000トンと、現在の2.2倍に増える。なお、今年の売上高は前年比7.78%増の180億元、税引前利益は同4.3%増の12億元を見込んでいる。
このほか、同じくCSCグループ傘下で、缶や瓶のふたなどアルミニウム製品などを生産する中国・寧波華揚鋁業(NHAC)も、6億米ドルを投じて新工場を建設する計画があり、両社の投資額を合わせると300億元以上に達する。投資を積極化する背景には、中台で食品用の缶・瓶のふた、3C(コンピュータ、通信、家電)産業、電気自動車用リチウムイオン電池用材料市場で大きな商機が見込めることがある。
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