プリント基板（ＰＣＢ）大手、欣興電子（ユニマイクロン）が、中国・重慶市の両江新区工業開発区にハイエンドＰＣＢの生産工場を設置する。24日に同開発区管理委員会と投資協定書を締結した。30日付工商時報などが伝えた。
中国メディアによると投資総額は８億米ドル。同社初の中国内陸部への投資で、台湾ＰＣＢメーカーによる四川一帯への進出としては、精成科技（グローバル・ブランズ・マニュファクチャー）、志超科技（ＴＰＴ）に次いで３社目となる。
ユニマイクロンは江蘇省の南通経済技術開発区でも、ＰＣＢや新型電子デバイスなどの工場５基と研究開発（Ｒ＆Ｄ）センターの、約４億米ドル規模の投資計画を進めている。
