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ASUS、世界5大ブランドに照準


ニュース 電子 作成日:2007年10月22日_記事番号:T00003287

ASUS、世界5大ブランドに照準

 
 来年明けに分社を控える華碩電脳(ASUS)の施崇棠董事長は、22日付経済日報のインタビューで、「3年以内に世界5大ブランドに」を今後の目標とすると語った。ASUSは これまで、自社ブランドとOEM(相手先ブランドによる生産)の二刀流戦略を採用してきたため、新製品発売やシェア拡大に当たってOEM顧客の顔色をうかがわなければならなかった。しかし今後は、超低価格ノートブック型パソコン「EeePC」を今月他社に先駆けて発売したように、長年培ってきた実力を遠慮なく発揮する考えだ。22日付経済日報が報じた。
 
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 施董事長はグループの当面の目標について、「ASUSは現在世界で第9位だが、アジア・太平洋地区ではすでに5位、中国では3位だ。計画では3年以内に世界5位以内に入る」と語った。企業のあり方としては、トヨタブランドを日本の自動車産業ばかりか、文化、精神、優れた生産管理などを想起させる例として挙げ、「ASUSもそうなりたい。新しいデジタル生活をリードし、世界の華人社会を代表する企業へと成長したい」と述べた。 

 発売と同時に人気となった「EeePC」の今後の販売・生産戦略については、「『EeePC』はASUSで最も厳格なテストを受けており、低価格だが品質に妥協は一切ない」と、いわゆる「廉価商品」ではないと強調した上で、まず欧米、日本などの情報インフラが成熟した地域での販売に力を入れ、その後大きな潜在成長力を秘めたブラジル、ロシア、インド、中国の「BRICS」4カ国に進出すると答えた。「新興市場は商機も挑戦しがいも十分で企業の経営能力が試される。先進地域ではじっくりとブランドの地位を高める必要がある」とし、最近米国市場で流通チェーン、ベストバイの販売ルートを獲得したことは、ブランドの地位向上にとってプラスとなると指摘した。

中国携帯電話市場に進出

 「携帯電話など新しい製品に手を広げるか」との問いに施董事長は、「我々は、『Wii』が発売されるずっと前からデジタル・ コンバージェンス(通信、放送、家電、PC、音楽などデジタルメディアの融合)市場で成功したいと考えていた。 『EeePC』がその第一弾だが、今後も新しい製品に取り組む」と語った。 

 最近中国で生産の認可制度が撤廃された携帯電話市場に関連して、「どのような機種になるかは未定だが、必ず中国の携帯電話市場に参入する」と語り、「厳格なテスト」を通じた「同一価格帯で最も性能が優れた製品」で中国メーカーに対抗し、最近は目の肥えてきた中国の消費者にアピールしたいという意気込みを示した。