ニュース 電子 作成日:2011年9月30日_記事番号:T00032870
30日付電子時報が業界関係者の話として報じたところによると、ヒューレット・パッカード(HP)は来年のノートパソコン出荷が4,000万台を超え、最大手の座を維持するとの見通しを示しているもようだ。最大の生産委託先、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は今年同様5割前後の受注を確保する見通しだ。
ただHPは、今年半ばにサプライチェーンに対し、2012年のノートPC出荷は4,500万台との見方を示していたとされ、予測が引き下げられた格好だ。しかし4,000万台を維持することで、同社が表明したPC事業分離検討の結果が明らかにならないことに疑念を抱くサプライチェーンの士気を高めたい考えとみられる。なお業界では今年の同社ノートPC出荷は3,700万~3,800万台と予測している。
またHPは今年に入って、これまでEMS(電子機器受託生産サービス)の鴻海科技集団(フォックスコン)およびフレクストロニクス・インターナショナルに割り当てていた発注をODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーに振り戻しており、クアンタのほか、緯創資通(ウィストロン)が下半期および来年の受注が増えると業界関係者はみている。
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