ニュース 電子 作成日:2011年9月30日_記事番号:T00032872
明基友達集団の発光ダイオード(LED)メーカー、隆達電子(レクスター・エレクトロニクス)の蘇峰正董事長は29日、LED照明関連製品の売上高が同社全体の4割近くを占めており、さらに来年は5割に拡大するとの予測を示した。30日付経済日報が報じた。
蘇董事長は、LED照明需要の高まりは特に東日本大震災後に顕著で、日本が同社にとって最大の市場だと説明。夏季需要のピークは過ぎたが、今後も楽観していると語った。
一方、液晶テレビ用バックライト向けは、LED輝度と技術の向上により、1台に必要なLED個数が減少するため、来年の需要は横ばいとみている。なおLED液晶テレビの市場浸透率は今年40~50%、来年は60~70%と予測している。
同社はLED川上のチップ、実装から、川下の照明製品などまで一貫生産を手がけるが、これまでは液晶パネル向けが約7割を占め、さらにそのうちの7割を液晶パネル大手の親会社、友達光電(AUO)に出荷してきた。中国江蘇省の蘇州工場は第4四半期に試験生産、出荷を開始する予定だ。LED生産に必要な有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置は当初20台。
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