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豊満バストが急増、Eカップ以上が3倍に


ニュース 社会 作成日:2011年10月3日_記事番号:T00032879

豊満バストが急増、Eカップ以上が3倍に

 台湾で豊満なバストの女性が増えていることにお気づきだろうか?下着メーカーによると、台湾人女性のバストサイズはここ10年で急激に変化し、Eカップ以上のブラジャーの販売量が約3倍に増えた。Eカップのブラジャーを買いに訪れる小学校6年生の女児もいるとか。

 ちなみに、ブラのカップはトップバストとアンダーバストの差で決まる。その差が10センチメートルがAカップ、12.5センチがBカップ…と、アルファベットが進むごとに、2.5センチずつプラスされる。現在、市販されているブラで最も大きいサイズはHカップだ。

 独下着メーカー大手、トリンプ(黛安芬)によると、目下、ブラジャーのカップサイズ別販売量は、▽「A」、9%▽「B」、20%▽「C」、35%▽「D」、25%▽「E以上」、11%──。2000年にはわずか4%だった「E以上」が約3倍に増えた一方、「A」や「B」はほぼ半減。主流はBからCへ1ランクアップしているという。

 同社によると、これまでブラジャーの「大きいサイズ」と言えば、「D以上」を指したが、今や「E以上」。同社の夏の主力製品「パーティーブラ」を今年1サイズ増やしてEカップまで製造したところ、2カ月間で1万枚を完売する人気となった。

 ワコールによると、大きいサイズの『EFG挺舒服』シリーズは、昨年の販売量が前年の2倍となり、3万枚を突破した。台湾メーカー、奥黛莉(オードリー)では、近年Fカップの販売量が1割近く伸びている。フランス大手のシャンテル(仙黛爾)によると、大きいサイズは昨年より売れており、Aカップは停滞状態。デザインによってはAカップを製造していない商品もあるとか。

 台湾人女性の胸が豊かになった理由は、栄養摂取状況が良くなり、食生活が西洋化して発育が良くなったことだけではない。実は豊胸手術の普及も一因で、1〜2割は手術によるサイズアップだという。娘がコンプレックスを感じることを心配し、18歳未満にもかかわらず、豊胸手術に連れてきた母親までいるというから驚きだ。