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原薬の生泰、日本の後発医薬品市場参入に期待


ニュース 医薬 作成日:2011年10月3日_記事番号:T00032891

原薬の生泰、日本の後発医薬品市場参入に期待

 日本の厚生労働省が2012年までに後発医薬品(ジェネリック医薬品)のシェアを30%以上に高める方針であることから、原薬メーカーの生泰合成工業(シンテック・ケム&ファーム)は来年の日本市場での好業績に期待している。1日付工商時報が伝えた。

 厚労省の政策を受けて昨年、日本の複数の製薬メーカーが生泰の工場を視察したが、東日本大震災の発生で日本の医薬品医療機器総合機構(PMDA)による審査が遅れたため、原薬出荷のペースに影響が出ていた。しかし、こうした不利な要素は徐々に解消されており、来年は日本市場での好況が見通せるようになった。

 生泰は有機合成を得意として薬科大学と新薬の研究開発を進めているが、売上高に占める割合はまだ少ないという。一方、海外の新薬メーカーと協力して重要中間体の海外販売にも取り組んでいる。同社は主に筋肉弛緩剤や局部麻酔薬、特許が切れた原薬の製造を手がけている。