ニュース 食品 作成日:2011年10月3日_記事番号:T00032894
食品大手で乳製品市場でシェア首位の味全食品工業は1日、牛乳、ヨーグルト、コーヒー、ミルクティーなど乳製品関連の商品約20種類の価格を4〜12%引き上げた。1日付中国時報が伝えた。
陳文敏同社協理は値上げについて、飼料の輸入元である米国の天候不良で、とうもろこしや牧草などの価格が高騰し、農業委員会(農委会)が生乳(原料乳)の買い上げ価格を7%引き上げたためと説明した。
味全のほか、統一企業(ユニプレジデント)も4〜5日から「瑞穂鮮乳」など乳製品10数種類の価格を6〜9%、光泉牧場(KCデイリー)も今週以降に約40製品の価格を4〜12%引き上げる。
各社の乳製品の台湾市場シェアは、▽味全、36%▽光泉、20%▽統一、15%──。3社の値上げにより、コンビニエンスストアの入れたてコーヒーなど関連商品への影響が予想される。
なお販売業者は、今のところ買いだめやグループ購入などの現象はみられないとしている。
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