ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年10月3日_記事番号:T00032896
中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は、対米ドル台湾元安による輸入鋼材価格の急激な上昇に伴い、10月の台湾市場向け鉄鋼製品価格を引き上げると発表した。同社は輸入スラブ価格が1トン当たり約1,000台湾元上昇すると見積もり、熱延製品で1トン当たり500~600元(約1,260~1,500円)、冷延製品で500元値上げする。1日付工商時報が報じた。
中鴻の値上げを受け、美亜鋼管(MAYER)など、川下の鋼管大手メーカーも、10月の台湾市場向け製品価格の値上げを相次いで決定した。上げ幅は、黒鋼管が1トン当たり500元、亜鉛めっき鋼管が600元で、平均2%。
また、めっき鋼大手、燁輝企業(YP)と盛餘(SYSCO、センユースチール)も、溶融亜鉛めっきコイルの台湾市場向け価格を1トン当たり500元値上げする。塗装コイルは据え置いた。
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