台湾のクラウド・コンピューティング向けソリューション業者、優必達科技（ユビタス）はこのほど、韓国系のインターネット企業、ＮＨＮジャパン（本社・東京都品川区、森川亮社長）と協力し、クラウドゲーム技術を日本で初めて商用化すると発表した。
両社が展開するクラウドゲームサービス「ジークラウド」は、ユビタスが技術提供と開発を、ＮＨＮがサービス運営を担当する。
今後はＮＴＴドコモの高速無線通信ＬＴＥサービス「Ｘｉ」（クロッシィ）に対応するアンドロイド搭載のタブレット型パソコンにジークラウドを標準搭載し、10月以降の同機種発売と同時にサービスを開始する。
ユビタスによると、クラウドゲームサービスがモバイル向けに商用化されるのは世界初となる。
９月15〜18日に千葉市の幕張メッセで開かれた「東京ゲームショウ」では、ジークラウドで楽しむオンラインアクションＲＰＧ（ロール・プレイング・ゲーム）の「ドラゴンネスト」が展示され、反響を呼んだ。
