ニュース 電子 作成日:2011年10月3日_記事番号:T00032905
パソコン業界各社は、超薄型軽量ノートPC「ウルトラブック」が需要回復の起爆剤となることを期待しているが、景気低迷や「ウィンドウズ8(Windows8)」がまだ導入されていないことなどで、当面の出荷台数を控えめに見積もっている。3日付工商時報が伝えた。
PC業者向けのサプライヤーによると、宏碁(エイサー)はウルトラブックの出荷台数を月5万~10万台と見込んでいるもようだ。エイサー幹部は先ごろ、「9月の出荷台数は数万台だが、10月の世界発売後は、毎月数十万台を出荷する」としており、当初予想の修正を迫られた格好だ。
このほか、10月からウルトラブックの量産に入る聯想集団(レノボ・グループ)も受注台数を月5万~10万台と見込んでいる。
一方、華碩電脳(ASUS)は出荷台数を月20万~25万台とやや楽観している。
エイサーが発売したウルトラブック「Aspire S3」は、SSD(ソリッドステートドライブ)版で、価格が4万4,900台湾元(約11万円)、レノボと東芝の機種も1,000米ドル前後で、依然高価なことから、需要は限定的との見方もある。
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