ニュース 運輸 作成日:2011年10月4日_記事番号:T00032914
行政院公共工程委員会(工程会)の李鴻源主任委員は3日立法院で、台湾高速鉄路(高鉄)沿線の地盤沈下問題に関する行動方案(アクションプラン)により、今後10年以内に雲林県・彰化県の地盤沈下の範囲を半分まで減らし、高鉄の安全性が確保できると報告した。4日付自由時報が報じた。
李鴻源・行政院工程会主任委員。現在の地盤沈下の範囲は449平方キロメートルだという(3日=中央社)
李・工程会主委は、行動方案に基づき井戸の封鎖や節水が行われ、8月時点での地盤沈下は約4.5センチメートルと、前年同月の6.4センチから改善が見られたと指摘した。
井戸の封鎖は今年、水利組合や台湾糖業(台糖)、工場や小中学校など31カ所を予定している。2023年に湖山ダムと鳥嘴潭人工湖が完成すれば、計1,191カ所の井戸を封鎖できると見込んでいる。また「節水型社会」を推進し、農業用水のくみ上げを3億3,000万トン、公共用水を1億2,300万トン減らす計画だ。
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