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病院に女性専用診察区、馬総統が設置推進を表明


ニュース 医薬 作成日:2011年10月4日_記事番号:T00032921

病院に女性専用診察区、馬総統が設置推進を表明

 馬英九総統は3日、1年以内に医学センター19カ所に、女性専用の総合窓口・診察エリアを設置する方針を表明した。女性が受診する際のプライバシー保護を保障することが目的だ。さらに5年以内にすべての公立病院、10年以内にすべての病院に拡大したい考えだ。4日付中国時報が報じた。

 石崇良・行政院衛生署医事処長によると、産婦人科は女性専門だが、乳房検査は現在一般外科に属し、乳房の検査を受ける女性は、その他の診察を受ける男性と顔を合わせることがあるという。今後は女性のプライバシーにかかわる項目は独立させ、女性専用の診察エリアを設け、男性は家族であっても中に入れないようにする方針だ。

 なお馬総統は同日、総統選に向けたマニフェスト(政権公約)「黄金十年、国家願景」(黄金の10年、国家ビジョン)の第2弾となる「公義社会(社会正義)編」を発表。女性の権利を守り、性差別をなくすため、あらゆる政策において男女平等の原則を実現する考えを示した。