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中台の太陽電池メーカー、Q4も稼働率回復は困難


ニュース その他製造 作成日:2011年10月4日_記事番号:T00032924

中台の太陽電池メーカー、Q4も稼働率回復は困難

 4日付電子時報によると、例年需要期に当たる第3四半期が不調だった太陽電池業界では、現在、中台の大手メーカーの設備稼働率が平均6割にとどまっている。第4四半期は、天候に左右される太陽光発電システム設置に向かないため需要低迷が続く見通しで、太陽電池メーカーの稼働率回復は見込み薄だ。

 中国の業界関係者によると、中小メーカーでは設備稼働率が5割を割り込み、生産停止も増えている。台湾メーカーは中国メーカーの受託生産も多く、影響が懸念される。現在9割の高稼働率を維持している台湾大手メーカーもあるが、太陽電池価格が下落しているため、利益が確保できるとは限らない状況だ。