ニュース 石油・化学 作成日:2011年10月4日_記事番号:T00032926
台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は第3四半期の税引き前損失が14億1,500万台湾元(約35億円)で、金融危機や原油価格下落に見舞われた2008年第4四半期以来、同社2度目の四半期赤字に陥った。爆発・火災事故が相次いだ第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)の工場操業停止などに打撃を受けた。4日付工商時報が報じた。
台塑石化は7月、石油化学製品の製油量が日産44万バレルだったが、8月は製油所7基が21日間操業を停止したことで同3万5,000バレルまで激減し、赤字を招いた。ただ9月は同40万バレルまで回復しており、さらに工場の再稼働が相次ぐ上、需要期を迎える第4四半期、同社は業績の改善を予測している。
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の第3四半期税引き前利益は、前期比45.70%減の224億9,100万元だった。ほか3社は、▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、99億800万元(同21.5%減)▽南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)、64億3,600万元(16%減)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、75億6,300万元(29.6%減)──。
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