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CATVデジタル化、STB2台を無料配布へ


ニュース 電子 作成日:2011年10月4日_記事番号:T00032931

CATVデジタル化、STB2台を無料配布へ

 行政院や国家通訊伝播委員会(NCC)は、ケーブルテレビ(CATV)のデジタル化に向け、CATV業者に対し、デジタル放送の視聴に必要なセットトップボックス(STB)を1世帯当たり2台無料配布するよう指導している。4日付工商時報が伝えた。

 3日に発足したクラウド・インターネットテレビ・フォーラムの簡仁徳会長は「業界として受け入れる用意がある」とした上で、政府側に投資税額控除、アナログ放送終了期限の設定などを求めた。

 CATV業界は今後、STBの業界標準を定め、メーカーと協力し、STBの調達コスト削減に努めていく方針だ。STBは現在、1台80~100米ドルするが、これを40米ドル以下に抑えるのが目標だ。

 これに向け、晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)が低価格チップ開発で、百一電子、兆赫電子(ジンウェル)などSTBメーカーは低価格機種の量産でCATV業界に全面的に協力していく。

 同フォーラムの鄭俊卿執行長は「CATV業者は現在、STBを1台は無料で配布しているが、コストを40米ドル以下に抑えられれば、2台を配布することが可能になる」と述べた。