ニュース 電子 作成日:2011年10月4日_記事番号:T00032933
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手、南亜科技の9月売上高は前月比7%増、前年同月比43.6%減の25億7,000万台湾元(約64億円)となった。9月は契約価格の下落幅縮小に加え、出荷量が前月比10%増加したこと、および台湾元安の恩恵を受けた。1〜9月の累計売上高は前年同期比34%減の295億2,300万元となった。4日付電子時報が報じた。
一方、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)の9月売上高は、出荷遅延の影響で前月比6.5%減、前年同月比19.9%減の28億8,200万元となった。瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)は前月比15%減の16億4,400万元だった。
イノテラはこのほど、12インチウエハー工場での製造プロセスの42ナノメートルへの移行を完了した。レックスチップも45ナノメートル製造プロセスへの移行を終え、2ギガビット(Gb)DDR3の1個当たりの生産コストが1.5米ドル前後まで低下したとみられる。両社は30ナノプロセスでも試験生産段階に入っており、レックスチップは今年末、イノテラは来年の量産開始を予定している。
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