ニュース 政治 作成日:2011年10月5日_記事番号:T00032941
日本を訪問中の蔡英文・民進党主席は4日、日本の与野党関係者と相次いで会談し、日本との自由貿易協定(FTA)の早期調印の必要性などを話し合い、前向きな反応を得た。5日付自由時報が伝えた。
蔡主席は講演で「台湾は独自の主権を持った国家であり、(対中関係で)重要な決定はすべて人民の同意を必要とする」と強調した(4日=中央社)
蔡主席は民主党の前原誠司政調会長や、自民党の衛藤征士郎衆院副議長とそれぞれ会談した。前原氏は早期のFTA調印に同意、衛藤氏は調印に向けた研究会を国会に設けて協力すると述べた。これに対し蔡主席は2人に、「台日FTAは非常に重要だ。民進党が来年政権に返り咲けば日本との協力を強化したい」と答えたという。
民主党の岡田克也最高顧問らとも面会した。会談内容の詳細は公表されていないが、日台関係や中国問題で意見交換したもようだ。
蔡主席はまた、東京の外国特派員協会で講演し、馬英九政権が「一中各表(一つの中国、それぞれの解釈)」で合意したと主張する中台間の「1992年の共通認識(92共識)」について、改めて存在を否定した。
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