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万海航運にコンテナ船、台船が引き渡し開始


ニュース 運輸 作成日:2011年10月5日_記事番号:T00032943

万海航運にコンテナ船、台船が引き渡し開始

 万海航運(ワンハイラインズ)は4日、台湾国際造船(台船、CSBC)に発注したコンテナ船14隻のうち1番船「百春輪」の引き渡しを受けた。5日付経済日報が伝えた。


陳柏廷・万海航運董事長(右)は「環境変化が大きく、世界情勢は不安定だが、万海の体質は良好で、(現在の不況を)順調に乗り切り、春を迎える実力を備えている」と述べた(4日=中央社)

 万海航運が発注したのは、4,500TEU(20フィート標準コンテナ換算)のコンテナ船6隻、1,800TEU、1,000TEUのコンテナ船各4隻。建造費用は6億3,850万台湾元(約16億円)で、当初予定の6億1,500万元より膨らんだ。台船が万海に新規建造船舶を引き渡すのは、2年半ぶりとなる。

 ただ、同社の陳朝亨名誉董事長は「世界の貨物輸送は今年、前年比で10%伸びているが、運賃の上値が重い。コンテナ貨物の輸送能力が過剰なことが原因で、需給バランスが取れないと上昇は見込めない」との厳しい認識を示した。