ニュース 商業・サービス 作成日:2011年10月5日_記事番号:T00032947
無料の公衆無線LANサービス「Taipei Free(台北公衆区免費無線上網)」の提供エリアを1日から主要幹線道路など屋外まで拡大するなど、「インターネットの都」をうたう台北市で4日、秦慧珠市議(国民党)より「1時間250台湾元(約630円)のネット使用料金を徴収するホテルがあるのは皮肉だ」との指摘が上がった。これに対し趙心屏・観光伝播局長も、「外では無料で使用できるのに、ホテル内では有料になるのは不合理」として業者に改善を求める考えを示した。5日付中国時報が報じた。
秦市議によると、台北市にあるホテル360軒のうち、ネット使用料金を徴収しているのは19軒。台北喜来登大飯店(シェラトン・タイペイ・ホテル)と台北西華飯店(シャーウッド・タイペイ)が1時間250元と最も割高となっている。これに台北君悦大飯店(グランドハイアット・タイペイ)の24時間693元、台北晶華酒店(グランド・フォルモサ・リージェント・タイペイ)の同630元が続く。
ただシェラトン・タイペイは、公共スペースの無料サービスとはネット接続の品質や安全性が全く異なると反論。また、同ホテルが加盟するスターウッド・グループの料金規定を遵守する必要があると説明した。
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