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太陽電池モジュール輸送の国際標準、台湾主導で制定


ニュース その他製造 作成日:2011年10月5日_記事番号:T00032951

太陽電池モジュール輸送の国際標準、台湾主導で制定

 国際半導体製造装置材料協会(SEMI)と台湾の工業技術研究院(工研院)はこのほど、台湾の太陽電池メーカー主導で、太陽電池モジュールの輸送に関する国際標準「SEMI PV23-1011太陽電池モジュール輸送環境振動測定方法」が採択されたと発表した。太陽電池モジュールの輸送途中での損傷を防ぐのが狙いだ。5日付工商時報が伝えた。

 工研院は今回、友達光電(AUO)、金頓科技(キング・デザイン・インダストリアル)、茂暘能源科技(a2ピーク・パワー)など台湾企業12社とともに国際基準の採択を主導した。

 SEMIの担当者は「国際電気標準会議(IEC)や国際標準化機構(ISO)には国連加盟国でないと参加できないが、SEMIは国際標準制定の作業モデルを台湾に持ち込んだ。これは台湾の太陽光産業が国際的な技術主導権を確保することを支援するのが狙いだ」と説明した。