ニュース 石油・化学 作成日:2011年10月5日_記事番号:T00032954
台塑集団(台湾プラスチックグループ)は、第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)で相次いだ爆発・火災事故を受け、同プラントで来年8月にかけてパイプラインを更新する計画で、配管449本の新設・交換・廃棄を進める予定だ。5日付工商時報が伝えた。
台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の陳宝郎董事長によると、来年4月までに老朽配管の第1期撤去作業を終え、同8月までに配管148本を新設、147本を交換、154本を取り外す予定だ。新設配管については、先月までに設計作業を完了した。交換・廃棄対象の配管については、火災リスクが大きい配管から優先して交換作業を進める。
同プラントでは現在、会社側による一斉点検、経済部工業局主導の全面検査・補修計画、会社側による配管の新設・交換が進められている。
このほか、一部がさびついた配管については、さびの除去作業を実施。一部が損傷した配管603本については、外国の最新検査技術を導入し、改修と補強を進める。
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