ニュース 電子 作成日:2011年10月5日_記事番号:T00032962
経済部は4日までに、太陽電池や発光ダイオード(LED)の原材料となる中国製のエピタキシャルシリコンウエハーの輸入を自由化した。台湾ではエピウエハーの生産量が多くないため、メーカーにとっては中国製の輸入が不可欠で、今回の措置により原材料調達が以前に比べ容易になる見通しだ。5日付工商時報が伝えた。
中国製の輸入はこれまで原則禁止されており、関連メーカーの多くは日米からの輸入に依存。一部メーカーは、コスト面の理由から個別審査方式で中国製を輸入してきたが、手続きが煩雑だった。
このため半導体用シリコンウエハー大手、合晶科技(ウエハーワークス)は先ごろ、経済部に対し、8インチ以上12インチ以下の中国製エピウエハーの輸入自由化を求めていた。
エピウエハーをめぐっては、生産過程で毒性のガスや液体が使われるため、環境汚染を懸念する地方自治体が工場建設を認可せず、生産拠点が中国にシフトしている状況だ。
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