ニュース 電子 作成日:2011年10月5日_記事番号:T00032963
DRAM大手、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)の9月売上高は前月比9.6%増、前年同月比69.99%減の22億5,600万台湾元(約57億円)だった。同社はDRAM市況の低迷を受けて同月より20%の減産に踏み切ったが、ファウンドリーからのLCDドライバIC、CMOSセンサー、NAND型フラッシュメモリーなどの緊急受注により、前月比で増収となった。また1〜9月累計売上高は、前年同月比63.43%減の314億5,500万元だった。5日付電子時報が報じた。
パワーチップはこのほど、12インチウエハー5,000枚分のNANDフラッシュを受注した。同社は顧客名を明らかにしないが、主にメモリー大手の勁永国際(パワー・クオシェント・インターナショナル、PQI)から受注したものとみられている。PQIはDRAMモジュール市場からの撤退後、NANDフラッシュおよびアップルの関連製品に重点を置いている。
パワーチップなど台湾各社の減産によって、DRAMスポット価格は下げ止まりから反発している。契約価格も今月下げ止まり、10月は小幅上昇に転じると予想されている。
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