ニュース 政治 作成日:2011年10月6日_記事番号:T00032971
訪日していた蔡英文・民進党主席は日程最終日の5日、自民党の石原伸晃幹事長、安倍晋三・元首相と相次いで会談し、民進党寄りの自由時報が6日付で同党関係者の話として伝えたところによると、2人とも来年1月の総統選で蔡主席の当選を願うと発言したという。
蔡主席は離日前の記者会見で、台湾が東日本大震災の被害への支援を行ったことにより、日台関係は親密さを増したと発言した(5日=中央社)
石原幹事長は、民進党がここ数年で党勢を盛り返した理由について蔡主席に質問し、蔡主席は同党が政策テーゼを重視、強化していることを要因に挙げた。
安倍元首相とは、日本と台湾は企業の投資が過度に中国に集中しており、リスク分散を図ることが望ましいということで意見の一致を見た。安倍元首相は「インド市場が検討すべき方向」と語り、民進党智庫(シンクタンク)の蕭美琴・副執行長は、「台湾と日本は将来、インド投資において協力を検討できる」と発言した。
なお、先日日台間で調印された投資協定「日台民間投資取り決め」について、馬英九総統は「海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の効果」と発言していたが、民進党関係者によると、安倍元首相は蔡主席に対し、「ECFAとは関係ない。日本政府の自発的判断に基づいたものだ」と説明したという。
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