ニュース 運輸 作成日:2011年10月6日_記事番号:T00032972
台北飛行情報区の航空管制に最新の自動化システム「通信・航法・監視・航空交通管理(CNS/ATM)システム」が導入され、5日に桃園国際空港内で運用開始式が行われた。中央社電などが伝えた。
運用を迎えたCNS/ATMシステム(5日=中央社)
同システムは、交通部民用航空局が44億台湾元(約110億円)を投じ、アジア太平洋地域で最も早く整備を進めてきたもので、衛星による位置情報やデジタル通信技術を駆使することで、レーダーのカバー範囲を補足し、航空機の飛行状況を正確に把握できるのが特徴。
特に日台間の航空路では、旧システムでは10分間に1便の間隔でしか同じ空域を飛行できなかったが、新システムの運用開始で、3分間に1便の運航が可能となり、航空機の定時運航に役立つと期待されている。
管制室はこれまで外部の光線が入らない暗い空間だったが、新システムでは明るく広い空間で管制業務が行われる。
毛治国交通部長は「新システムは、アジア太平洋地域でも先進的なもので、飛行情報を集中管理することで、管制業務の効率化を図れる」と説明した。
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