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晶華酒店、中華航空・雄獅旅遊と戦略提携


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年10月6日_記事番号:T00032974

晶華酒店、中華航空・雄獅旅遊と戦略提携

 ホテル運営会社の晶華国際酒店集団(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ)はこのほど、中華航空(チャイナエアライン)や大手旅行会社の雄獅旅遊集団(ライオン・トラベル)などと異業種戦略提携を結んだ。各社はタイアップ商品を開発し、シェア拡大を狙う構えだ。6日付工商時報が伝えた。

 中華航空とは「暢遊宝島」というタイアップ商品を通じ、中華航空を利用して、晶華系列のホテルに宿泊した客に、2泊すれば1泊無料になるプランを提供する。

 雄獅旅遊とは、中国人観光客のメディカルツーリズム需要を当て込み、人間ドックに高級スパ、ゴルフ、ショッピングなどを組み込んだ商品を展開する。

 晶華の薛雅萍執行長は今回の提携について、「台湾を訪れる観光客、ビジネス客は伸びており、さらに便利なサービスを提供するため」とし、テーマ商品、顧客層別の商品で客層拡大を図りたいと語った。

 今回の戦略提携は、ホテル・オークラが来年開業するなど、台北市西部でのホテル間競争が激化すると見込まれることから、晶華が先手を打った側面もある。