ニュース 金融 作成日:2011年10月6日_記事番号:T00032975
中央銀行が5日発表した9月末時点の外貨準備高は3,891億7,400万米ドルで、前月末から111億2,000万米ドル減少した。ギリシアなど欧州の信用不安問題で外資系金融機関が台湾株式・債券市場で保有資産を売却し、海外に送金した結果、過去最大の減少幅となった。これにより外資が保有する台湾株などの資産は1,849億米ドルとなり、外貨準備高全体に占める割合は前月の53%から統計開始以来最低の48%に低下した。6日付経済日報などが伝えた。
外貨準備高の世界ランクで台湾は依然4位で、前月から変動はなかった。上位3位は▽中国、3兆1,975億米ドル(11年6月末)▽日本、1兆1,352億米ドル(11年8月末)▽ロシア、4,839億米ドル(11年8月末)──。
なお韓国も9月は外貨準備高が前月より88億米ドル減少して、2,963億米ドルとなった。インドは同80億米ドル減の2,769億米ドル。
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