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太陽電池のモーテックCEO、業界に減産呼び掛け


ニュース その他製造 作成日:2011年10月6日_記事番号:T00032981

太陽電池のモーテックCEO、業界に減産呼び掛け

 5日に開幕した「台湾国際太陽光電論壇・展覧会(PV Taiwan 2011)」で講演を行った太陽電池最大手、茂迪(モーテック・インダストリーズ)の張秉衡執行長(CEO)は、「現在は1カ月先の受注しか見通せず、第4四半期の市況は第3四半期より良くなることはない。年末には末端での在庫が12ギガワット(GW)に達するのではないか」との見通しを示し、業界各社にさらなる減産を呼び掛けた。6日付経済日報が伝えた。

 張CEOは、減産が進まない場合、末端の在庫は来年にかけて22GWに増え、太陽電池の値下がりが続くと予測した。一方、今年第4四半期のポリシリコン価格は1キログラム当たり35米ドルを割り込み、コスト圧力は和らぐとの見方を示した。

 張CEOの見解は、前日に第4四半期について「景気は底を打った」と強気の予測を示した新日光能源(ネオソーラーパワー)の林坤禧董事長とは対照的なものとなった。