６日付経済日報によると、液晶パネル大手、友達光電（ＡＵＯ）は、宏達国際電子（ＨＴＣ）からタブレット型パソコン向け10.1インチパネルを受注したとの観測が出ている。このほか同社には「ノートＰＣ中台最大手から同型パネルを受注した」との観測もあり、タブレット分野で好調が続いているもようだ。
業界関係者によると、ＡＵＯは第３世代工場２基をタッチパネル向けに切り替えていたが、顧客の需要が強いため、さらに５世代工場もタッチパネル工場にする計画だ。新工場は業界最大規模となる。また、広視野角のＡＳＶ液晶技術や、市場で注目を集めているガラス１枚構造のタッチパネルの開発に成功している。このため、需要期の第４四半期、スマートフォンおよびタブレットＰＣ向けに出荷増が期待できそうだ。
