ニュース 電子 作成日:2011年10月6日_記事番号:T00032989
日亜化学工業は4日、発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)が製造した白色LEDを輸入販売する、立花エレテック(本社・大阪府大阪市、渡邊武雄社長)を相手取り、特許侵害差し止め、および損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に起こした。これに対しエバーライトは、「立花が販売する製品と当社との関係を調査中」としつつ、自社ブランドLED照明を来年にも日本市場で発売する計画に変わりはないと強調した。6日付工商時報が報じた。
エバーライトは、2006年以降、日亜化学が同社に対して起こした一連の特許侵害訴訟において、台湾では民事訴訟で10年7月、行政訴訟で11年3月に日亜化学の特許は無効と判決が出ていると指摘。また同社は、日亜化学の特許に対する研究を進め、無効の証拠を相次いでつかんでいると強調した。
日亜化学は8月31日にも、エバーライトの白色LEDの取次販売を行っていたチップワンストップ(本社・横浜市、高乗正行社長)を被告として東京地裁に提訴し、その後、チップワンがエバーライトの同製品の取り扱いをやめることを応諾したため和解した。
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