ニュース 商業・サービス 作成日:2011年10月7日_記事番号:T00033003
大手旅行会社、雄獅旅遊集団(ライオン・トラベル)はこのほど、一貫サービスの確立を目的として観光バス会社「雄獅運通」を設立し、運輸事業への進出を果たした。3億台湾元(約7億5,000万円)を投じて大型・中型バスの新車35台を購入し、既に営業を開始している。7日付工商時報が報じた。
雄獅旅遊の王文傑董事長は、旅行業者と観光バス業者の間にはハイシーズンのずれから来る「需給バランスの緊張関係」が存在すると指摘。同社は観光バス事業に参入することで旅行シーズンに車両が手配できないという問題が解消でき、市場の需給もよりスムーズになると説明した。
雄獅運通の孫明台董事長によると、旅行客により質の高い旅行を経験してもらうため、著名建築家の胡碩峰氏にバスの外装・内装デザインを依頼。運転手に、エチケット・マナー、英語・日本語会話、BLS(一次救命処置)に関する研修を受けさせているほか、運行状況をコントロールセンターでタイムリーに把握できるようにする通信システムを全車両に搭載する。
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