台北市信義区の統一阪急百貨店台北店で６日、周年慶（創業祭）セールがスタートした。11時の開店前には、300人以上が約100メートルに及ぶ列を作る盛況で、初日の来店者数は10万人近くに上り、限定販売のSK−IIスキンケアセット50組は３分で、88％引のダブルサイズ羊毛布団200枚は「秒殺」で売り切れた。同店は昨年10月にオープンしたため、本格的な周年慶セールは今年が初めてとなる。７日付蘋果日報が報じた。
ＳＫ−Ⅱを買い求めるため長い行列が（統一阪急リリースより）
同店広報担当者によると、化粧品関連の売上高は予想の２倍を記録したという。また19日までキャンペーンが続く冬物布団は１日で1,000枚が売れた。
このほか、７周年を迎える美麗華百楽園（ミラマー・エンターテインメント・パーク、台北市中山区）も同日、周年慶セールをスタート。初日の業績は昨年に比べ３割増となった。また同日、高雄百貨店業界の先陣を切って、新光三越百貨・高雄三多店もセールを開始した。同店は32日の期間中、前年同期比２〜３%成長となる７億3,000万台湾元（約18億円）の売り上げを目指す。
