ニュース その他製造 作成日:2011年10月7日_記事番号:T00033008
太陽電池大手、昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)の潘文輝総経理はこのほど、業界の見通しについて「第4四半期〜来年第1四半期は太陽電池産業にとって歴史的に『残酷な時期』となる」と語り、「古すぎる企業、新しすぎる企業、規模の小さい企業、競争力の足りない企業はいずれも徐々に淘汰される」と深刻な低迷に見舞われるとの予測を示した。同業界の悲観見通しは最大手、茂迪(モーテック・インダストリーズ)の張秉衡執行長(CEO)に続くものだ。7日付工商時報が報じた。
太陽電池業界では、既に一定期間にわたり景気低迷が続いており、サプライチェーン全体で価格下落が持続している。台湾太陽電池メーカーの9月売上高を見ても、ジンテックが前月比増収となった以外はすべて減収を記録。ジンテックの増収も価格が下落したことで出荷量が増えたことが要因だ。
潘総経理は第4四半期業績について、「前期比横ばいを願う」としているが、証券会社は「第4四半期は例年の非需要期に当たるため、黒字達成は容易ではない」と予測している。
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