ニュース 機械 作成日:2011年10月7日_記事番号:T00033010
工作機械産業の今後の見通しについて、業界大手、台中精機廠(ビクター台中・マシナリー・ワークス)、東台精機(東台マシン&ツール)が悲観的な見方を示す一方、部品大手の上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)は来年3月以降、市況が好転すると楽観しており、見方が分かれている。7日付工商時報が報じた。
台中精機の黄明和総経理は、今年の第3四半期以降、中国からの受注が業界全体で3~5割落ち込み、第4四半期はさらに悪化すると予測。来年については年内の受注状況を見ないと判断できないと語った。
東台精機の厳瑞雄総経理は、年内いっぱいの受注見通しが立っているとしながらも、来年の業界景気については中国以外に新たな成長のけん引役が見当たらないとして慎重な見方だ。
一方、ハイウィンの卓永財董事長は、来年の3月まで受注見通しが立っているメーカーもあるとした上で、ドイツの自動車産業とスペインの航空宇宙産業の成長を受け、来年3月以降、市況は徐々に好転が見込めるとした。
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