ニュース 電子 作成日:2011年10月7日_記事番号:T00033015
スマートフォン最大手、宏達国際電子(HTC)が6日発表した第3四半期の連結売上高(自社決算)は前期比8%増、前年同期比79.07%増の1,358億2,100万台湾元(約3,400億円)で、目標額の1,370億元には届かなかったものの、純利益は前期比6.3%増の186億3,800万元で過去最高となった。同社は昨年下半期からアジア地域で急速に売り上げを伸ばしている。米国では第4世代(4G)対応のアンドロイドOS(基本ソフト)搭載スマートフォンのカテゴリーで、上位10製品中5製品を占めるなど好調だ。7日付工商時報などが伝えた。
また9月の連結売上高は、前月比0.14%増、前年同月比67.74%増の453億8,700万元で、市場予測の460億元には達しなかった。欧州市場での購買意欲低下の影響を受け、今年7月以降、単月の連結売上高は450億元前後となっている。
第4四半期にはアップルの「iPhone4s」およびサムスン電子の旗艦機種「ギャラクシーS2」のマイナーチェンジモデルが発売されるため、スマートフォン市場はさらなる競争激化が予想される。HTCは第4四半期もハイエンド機種の投入を予定しており、売上高と出荷量が前期比1割成長を達成できるか見極めたいとしている。
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