ニュース 電子 作成日:2011年10月7日_記事番号:T00033019
市場調査機関、ディスプレイサーチによると、10月上旬の液晶パネル価格は、液晶テレビ用が9月下旬から引き続き1〜4%下落した。ノートパソコン用は横ばいとなった。末端需要の不振、韓国メーカーによる価格引き下げ、中国の国慶節(10月1日)連休の需要が期待ほど伸びなったことなどの影響による。7日付蘋果日報などが伝えた。
競争の激しい液晶テレビ用32インチパネルの平均価格は5ドル下落の127米ドルで、ほぼ現金コストに達した。46インチパネルは3ドル下落の285米ドルだった。
長期にわたる価格下落により、大手の友達光電(AUO)、奇美電子(チーメイ・イノルックス)は第3四半期、それぞれ100億台湾元(約250億円)前後の赤字を計上すると予測されている。
ディスプレイサーチの謝勤益・大中華区副総裁は今後の液晶パネル価格の展望について、メーカーの減産および在庫整理により徐々に下げ止まりに向かっているものの、底打ちの時期については現段階で見通せないと語った。
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