ニュース 電子 作成日:2011年10月7日_記事番号:T00033020
聯華電子(UMC)は6日、英プロセッサー設計大手のARMと長期的な提携関係を結ぶことで合意したと発表した。高誘電率膜・金属ゲート(HKMG)技術を採用した28ナノメートル仕様の高効率モバイル(HPM)プロセスにARMのフィジカルIP「アーティサン」を採用する。7日付工商時報が伝えた。
UMCは今回の提携を契機に、スマートフォンやタブレット型パソコンに使われるARMアーキテクチャーのプロセッサーの受注を拡大したい構えだ。同社は主要顧客の米テキサス・インスツルメンツ(TI)が來年生産を開始する28ナノメートル仕様のプロセッサー「OMAP5」などの受注を見込む。
UMCはこれまで主に従来型の携帯電話端末やノートPCに使われるチップの受注が多く、スマートフォン需要が高まる中、今年下半期はライバルの台湾積体電路製造(TSMC)に業績が遠く及ばない状況だ。このため、UMCはARMとの提携で、28ナノメートル仕様のプロセッサーの受注を確保し、巻き返しを図ることにした。
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