ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中華電信、開放型MODプラットフォーム計画【表】


ニュース 電子 作成日:2011年10月11日_記事番号:T00033040

中華電信、開放型MODプラットフォーム計画【表】

 中華電信は、インターネットを通じて映像コンテンツを配信しているマルチメディア・オン・デマンド(MOD)の第2のプラットフォームを年内にも設け、サービスを開始する。11日付経済日報が伝えた。

 同社は先ごろ、10億6,700万台湾元(約27億円)を投じ、第2のプラットフォーム構築を進める計画を明らかにしていた。今後はアップルがスマートフォン向けのアプリケーションを配信している「アップストア」をモデルに開放型のプラットフォームを整備したい考えだ。同社はMOD用のセットトップボックス(STB)とコンテンツのサプライチェーンを改革し、新規業者の参入を促し、サービスの多様化を図っていく。

 呂学錦・同社董事長は「従来のMODは閉鎖型のシステムだったが、第2のプラットフォームは開放型のシステムを目指す。将来的には2つのプラットフォームを統合したい」と述べた。

 同社のMOD契約件数は近く100万件を超える見通しで、有料テレビ放送の配信業者としては、ケーブルテレビ(CATV)大手2社に次ぐ3位に食い込んでいる。