ニュース 電子 作成日:2011年10月11日_記事番号:T00033048
中国政府が5年内に白熱灯の輸入販売を禁止する方針を固める中、台湾発光ダイオード(LED)メーカーがLED照明への切り替え商機を狙っている。中国政府の統計によると、2010年の白熱灯販売量は10億7,000万個に上った。10日付工商時報が伝えた。
台湾LED業界では、LED用エピタキシャルウエハー・チップ最大手の晶元光電(エピスター)とパッケージング(封止)の光宝科技(ライトン・テクノロジー)がこのほど、中国の家電大手、康佳(コンカ)と合弁の晶品光電(江蘇省常州市)で生産を開始した。また、LEDパッケージング最大手の億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)も中国工場を設置し、「エバーライト」ブランドのLED照明を中華圏で展開する計画だ。
フィリップス・ルミレッズの王子健・台湾総経理は、台湾のLED生産額は日本に次ぐ世界2位で、高い技術や優れた人材が中国展開でも強みとなると指摘した。
中国では現在、5ワット(W)のLED電球の販売価格が白熱灯の20倍、省エネ電球の4倍と高額だが、白熱灯禁止政策によって毎年30%以上価格が低下し、普及が進むとみられている。
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