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馬総統の双十節演説、中国で大きな反響


ニュース 社会 作成日:2011年10月12日_記事番号:T00033055

馬総統の双十節演説、中国で大きな反響

 馬英九総統が中華民国建国100年を祝う双十節(10月10日)の式典で行った演説の一部を、北京大学法学院の賀衛方教授が中国版ツイッターといわれる「微博」に掲載したところ、1日で1万人以上が転載するなど話題になっている。12日付聯合報が伝えた。

 馬総統は10日、中台関係について「両岸(中台)は自由、民主、人権、法治といった核心的価値の点で努力し、互いに励まし合うべきだ。また、中国での人権状況の改善は両岸の距離を近づける重要な指標だ」などと話した。

 これに対し、中国の法学会で最も影響力のある人物の一人と言われる賀教授は「大陸(中国)はこの善意に積極的に応えなければならない」とコメントした上で、「大陸での真の政党制度の確立、全国人民代表大会の議会化、司法の独立が、将来の統一実現の条件となる」との見解を示した。

 賀教授が微博に意見を発表した後、4,000件余りの書き込みがあり、多くが馬総統の演説を支持したという。