ニュース 政治 作成日:2011年10月12日_記事番号:T00033057
中台関係を専門にしている中国の章念馳・上海東亜研究所所長は、このほど香港メディア「中国評論」に寄せたコラムで、馬英九総統の過去3年の施政によって統一へのスケジュールが既に始まったとの見方を示した。12日付自由時報が報じた。
章所長は、馬総統が選択したのは両岸(中台)の「共同での発展、繁栄、統治」の道で、最終的な統一に極めて有利であり、どのような代価を払ってでも歩む価値があると評価した。また、中国は台湾の国民党陣営と民進党陣営の支持割合を直ちに変えられず、台湾アイデンティティーを変えることもできないが、両岸関係にはわずか3年で既に将来に影響が及ぶほどの大きな変化が起きたとの見方を示した。
その上で、来年1月の総統選については、両岸関係によってすべてが決まるわけではないとの見方を披露しつつ、結果がどのようなものになっても台湾が中国の一部であるという事実を変えることはできず、仮に中国が選挙結果を単純に両岸関係とリンクさせて考えるのであれば、賢いことではないと指摘した。
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