ニュース 石油・化学 作成日:2011年10月12日_記事番号:T00033063
中国のポリエステル化繊メーカーが同国国慶節(10月1日)連休明け以降、在庫積み増しを進めていることから、川上の高純度テレフタル酸(PTA)およびエチレングリコール(EG)価格が急上昇しており、EG生産を手がける台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)や、遠東集団傘下、東聯化学(OUCC)の第4四半期利益に恩恵が見込まれる。12日付経済日報によると最近、PTAは4.4%、EGは3%近く値上がりしている。
また南亜プラはこのほど、5カ月間稼働を停止していた1,4-ブタンジオール(1,4-BG)プラントの再開が認められた。同社で停止している7プラントのうち初めての再開となる。
台プラグループ幹部は11日、1,4-BG第1プラントおよびビスフェノールA(BPA)プラント2基が10月中に再稼働できそうだと語り、さらに9月に保守・点検に入ったEGプラント2基の再開が、10月および第4四半期の同社利益を押し上げるとの見通しを示した。
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