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コントローラーの宝元、中国昆明銑床廠と彫刻機分野で提携


ニュース 機械 作成日:2011年10月12日_記事番号:T00033065

コントローラーの宝元、中国昆明銑床廠と彫刻機分野で提携

 製靴大手、宝成国際集団(PCC)傘下の宝元数控精密(LNCテクノロジー)は11日、中国・凱捷利集団傘下、昆明銑床廠との戦略提携意向書に調印した。両社は共同で中国の彫刻機市場を攻略し、将来的にはCNCルーターにも協力範囲を拡大する。12日付工商時報が伝えた。

 今回の提携に基づき、昆明銑床廠は彫刻機に宝元のデジタル制御技術を導入する。

 宝元の郭倫毓執行長は「中国の工作機械産業は力強く発展しており、昆明銑床廠との提携で互いの長所を生かし、中国の工作機械市場に進出したい」との意気込みを語った。

 昆明銑床廠の関係者は「中国では彫刻機需要が毎月1,000台前後ある。宝元との協力により、それぞれの強みを発揮し、技術開発協力を深めたい」と述べた。

 宝元は昨年、全世界で各種コントローラーを2万台販売し、うち中国市場が1万4,000台を占めた。今年も下半期の景気悪化にもかかわらず、世界で2万台前後の販売を見込む。同社は彰化(生産ライン2本)と広東省東莞(同10本)の2工場を保有している。