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サムスンがデジカメ戦略見直し、佳能・アルテックの来年受注拡大も


ニュース 家電 作成日:2011年10月12日_記事番号:T00033071

サムスンがデジカメ戦略見直し、佳能・アルテックの来年受注拡大も

 12日付電子時報によると、デジタルカメラの世界市場シェア拡大を目指すサムスン電子が、これまで大幅に縮小していた台湾受託メーカーへの生産委託を増やすもようだ。これにより、佳能企業(アビリティ・エンタープライズ)や、今年受託パートナーに加わった華晶科技(アルテック)などは、来年の韓国からのデジカメ受注量が今年と同水準か小幅成長が見込まれる。

 サムスンは、昨年末に就任した事業部長がデジカメの大部分を自社生産する方針を打ち出したため、台湾メーカーへの生産委託が減少していたが、このほど事業部長が交代し、戦略が変更されたようだ。サムスンは今後、新興市場を視野に、台湾メーカーへの発注を従来のミドルエンド機種から、ハイエンド・ローエンド機種まで広げるようだ。

 業界関係者は、サムスンの世界シェア拡大に伴い、専門技術と低コストが強みの台湾メーカーは受注量が増え続けるとみている。