ニュース 電子 作成日:2011年10月12日_記事番号:T00033078
バッテリーモジュール最大手、新普科技(シンプロ・テクノロジー)が米アップルのタブレット型パソコン「iPad2」向けに生産しているバッテリーに電解液漏れとショートを起こす可能性がある欠陥が見つかったもようだ。業界筋によると、アップルは出荷への影響を避けるため、調達先を他社に変更する措置を取ったという。12日付電子時報が伝えた。
業界関係者によると、欠陥発見を受け、アップル側はシンプロの中国工場(江蘇省常熟市)にエンジニアを派遣し、対策を進めているという。シンプロの宋福祥董事長も現地入りし、陣頭指揮を取っているもようだ。原因は電池芯の製造過程に何らかの問題があったためとみられる。シンプロ側はコメントを避けている。
シンプロはアップルから長期にわたり、バッテリーモジュールを受注している。第4四半期のiPad2のバッテリー供給量は月500万個で、シンプロが60%、順達科技(ダイナパック・インターナショナル・テクノロジー)が40%を受注しているとされる。ただ、今回のトラブルを受け、アップルはダイナパックへの発注を増やしたもようだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722